Bisque (ビスク)

bisque 読み:びすく
とは、

【名】

概要

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bisque」は英語の名詞で、料理と陶磁器の二つの分野で使われる。

料理では、エビ・カニ・ロブスターなどの甲殻類を使った濃厚なクリームスープを指す。

陶磁器では、釉薬をかける前の素焼きの陶器や、人形の下地となる素焼き素材を指す。

文脈に応じて意味が変わる単語。

例文

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・Lobster bisque is a classic French soup.
ロブスターのビスクはフランス料理の定番スープだ。

・The doll was made of bisque porcelain.
その人形はビスク磁器で作られていた。

語源

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フランス語 bisque「甲殻類を煮詰めたスープ」「釉薬をかける前の素焼きの陶器」に由来。
料理用語と陶磁器用語では別々の語源がある。

料理用語

ラテン語由来の bis coctus「二度煮た」に由来する説が有力。
これは、甲殻類を殻ごと炒めたり焼いたりして二度手間をかけて煮詰める調理法にちなんだもの。

陶磁器用語

フランス語 biscuit に由来。
「二度焼いた」という意味を持つが、陶器の文脈では「一度だけ焼いて、まだ釉薬をかけていない素焼きの状態」を指す。

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